投稿する方へ:みんなのエピソードが今をつくる
あなたはどのような道のりを歩み、誰と出会い、今ここにいるでしょうか。
がんと診断されたとき、大きな大きな海原に、いきなり「ポーン」と一人で放り出されたような気持ちになりませんでしたか?
「なぜ私が?」「なぜ今?」
様々な判断を求められる中、とにかく「何とかしなくては」と、必死にオールを漕ぎ始めたあの頃のあなた。孤独感や怒り、不安や恐怖、戸惑い、これからいったいどうなるのだろう、と大きな不安に押しつぶされそうになりませんでしたか?
「他の人はどうしているのだろう?」
ふとオールをとめて周りを見渡すと、周りにもたくさんの仲間が必死にオールを漕いでいることに気づきました。
「私ひとりじゃないんだ」
仲間がいることに気づくと、少しだけ心が楽になりませんでしたか。
私たちはたくさんの経験をしています。それは、ひとりひとり、全て違う経験です。同じ経験をした人は二人といませんが、たくさんある経験の中には、必ず何かの共通点があるはずです。
「あのときはこんな気持ちだったなぁ」
「入院中にこんな出来事があったなぁ」
エピソードバンクは、あなたの様々ながんにまつわるエピソードを集め、それを皆で共有し、互いの経験で支え合うことを目的としています。どんなに小さなことでも、あなたのエピソードが、今歩んでいる仲間にとって生きるヒントになるかもしれません。私たちエピソードバンクは、あなたの体験を待っています。
当エピソードバンクは、奈良先端科学技術大学院大学とキャンサー・ソリューションズ(株)の共同研究です。自然言語処理の技術を用いて、自由に書かれたエピソードから、より近いエピソードを提供できるようになっています。
私たちキャンサー・ソリューションズ(株)は、2020年より、ファイザー・メディカル・グラント(Pfizer Medical Grants)助成金を活用し、転移性乳がん患者さんの支援を目的とした、医療従事者などを含めた教育・社会啓発プロジェクトを開始します! プロジェクトの企画・制作・運用はすべてキャンサー・ソリューションズ(株)が行います。